RICHARD POPCORN WYLIE
「Extrasensory Perception」
(ABC/US/74)
デトロイト生まれ、同じ高校に通うJAMES JAMERSONらとPOPCORN AND THE MOHAWKSとうグループを結成、その後BERRY GORDYと出会いグループ名義で「MOTOWN」からシングルをリリース、初期「MOTOWN」ではセッションピアニストとして働き、ついにはレーベル初のA&Rに上り詰めた凄い人。何が凄いって、この経歴なのにほぼ無名。
この人がいなかったら「MOTOWN」のベースはあの音じゃなかったかも。そう考えると偉人です。62年に「MOTOWN」を去ってなかったら間違いなく人生も変わってたでしょうね。
これは彼の唯一のアルバム。
プロデュースはMcKINLEY JACKSON。
ほとんどの曲をLAMONT DOZIERと共作。
アレンジでGENE PAGEとPAUL RISERが参加。
バックもロスに移転後の「MOTOWN」系のミュージシャンと豪華極まりない布陣。
これで悪くなるはずもなく、隠れた名作と言える出来だと思います。
"Georgia's After Hours""E.S.P.""Both Ends Against The Middle"の3曲にドラムブレイク。
"Both Ends Against The Middle"のドラムはDIAMONDが使っています。
曲としてはLAMONT DOZIER"Take Off Your Make Up"系の"E.S.P."がお気に入りです。
MSA
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