2013年5月23日木曜日

ZBIGNIEW SEIFERT「S/T」





ZBIGNIEW SEIFERT
「S/T」
(CAPITOL/US/77)



ポーランドのヴァイオリン奏者の作品。

プロデュースをZEMBU PRODUCTIONSが務め、全曲ではないもののニューヨーク録音を行ったアメリカ進出作で、BRECKER BROTHERSも参加するなど、US産のフュージョンサウンドに仕上がっております。

本来の尖った演奏を聴かせる曲も有りますが、個人的にはISLEY'Sのカヴァー"For The Love Of You"や、メロウな"Way To Oasis"などオーソドックスに流麗なヴァイオリンの音色を響かせた楽曲が心地良いです。



TSC


2013年5月17日金曜日

JASPER VAN 'T HOF「Eye-Ball」




JASPER VAN 'T HOF
「Eye-Ball」
(KEYTONE/HOLLAND/80)


オランダのキーボード奏者の初リーダー作。
オリジナルは74年発表ですが、こちらはジャケットを変更しての80年再発盤。

同国のギタリストWIM OVERGAAUWと、ポーランドのヴァイオリン奏者ZBIGNIEW SEIFERTとのトリオで奏でるジャズロック作品です。

"Hyrax""The Rev"の様にタイトなビートが効いたリズムセクション上で、三者の狂気に満ちた前衛的な演奏もカッコ良いですが、ヴァイオリン主体の"Laur"や、2テイクが収められたピアノソロ演奏のタイトル曲が壮美。



TSC


2013年5月8日水曜日

RELEASE MUSIC ORCHESTRA「Beyond The Limit」





RELEASE MUSIC ORCHESTRA
「Beyond The Limit」
(BRAIN/GERMANY/78)


ドイツのプログレッシブ/ジャズロックバンドの4THアルバム。


かなりフュージョン寄りにシフトしていますが、タイトルの情景を思わせる"New Morning"や"Up By The Riverside"など心地よいグルーヴが良い感じです。




TSC