2012年4月30日月曜日
MEL & TIM 「S/T」
MEL & TIM
「S/T」
(STAX/US/73)
彼らの「STAX」作品と言えば、嘗てはヒット曲"Starting All Over Again"を含む2ndアルバムの方が有名だったのですが、今ならこちらの方が人気でしょう。
何故か7インチだと高値が付く"Forever In A Day"が人気なんでしょうが、個人的には"The Same Folk""Oh How I Love You""It's Those Little Things That Count""Ain't No Love In My Life"といったPHILLIP MITCHELL作のミディアム〜スロウが沁みます。
ネタにもなっているMARK JAMESの"Keep The Faith"やLEE DORSEY"Yes We Can Can"のカヴァーもグッド。
MSA
2012年4月29日日曜日
MEL & TIM 「Good Guys Only Win In The Movies」
MEL & TIM
「Good Guys Only Win In The Movies」
(BAMBOO/US/?)
ミシシッピ州出身の従兄弟デュオのデビューアルバム。
プロデュースはシカゴのGENE CHANDLERで、彼のレーベルからリリースされています。
PETE ROCK & CL SMOOTH"I Got A Love"ネタの"Groovy Situation"が有名ですが、ファンキーなミッドナンバー"Caught You In The Act"を始めアップもスロウも素晴らしい名作です。
尚、CYPRESS HILL"Insane In The Brain"の馬の嘶きは"Good Guys Only Win In The Movies"から抜いています。
MSA
2012年4月26日木曜日
SIMTEC & WYLIE 「Gettin' Over The Hump」
SIMTEC & WYLIE
「Gettin' Over The Hump」
(MISTER CHAND/US/?)
ソロ作品もリリースしているWALTER "SIMTEC" SIMMONSとWYLIE DIXONから成るシカゴのデュオが本作のプロデューサーでもあるGENE CHANDLERのレーベルからリリースした唯一のアルバム。
アレンジでRICHARD EVANSとTOM-TOMが参加。
PETE ROCK & CL SMOOTH"Straighten It Out"のイントロのブレイクネタである"Bootleggin"を収録。
J.DILLA"Glazed"のネタとして知られるGENE CHANDLER & JERRY BUTLER"You Just Can't Win"の原曲やタイトル曲などダイナミックなアップナンバー中心の構成です。
唯一のミディアム"Is It Meant To Be?"もグッド。
MSA
2012年4月23日月曜日
PERRY & SANLIN 「We're The Winners」
PERRY & SANLIN
「We're The Winners」
(CAPITOL/US/81)
RICHARD EVANSがプロデュースした2NDアルバム。
前作のCHARLES JACKSONといい何でシカゴのプロデューサーばかり起用してるんでしょう?
MONTCLAIRSはセントルイスのグループ。アメリカの基準でいけば遠くはないけど、近くもない。やっぱり中西部の音楽シーンはシカゴに集約されるってことでしょうか。どっちでもええけど。
内容はというと、インパクトは1STに及びませんが、ナイスブギー"We're The Winners"やファンキーな"Shake Down""Show Stopper"などのアップから"Special To Me""Just Like Magic""Stay""Love Is Like A Statue"といったスロウまで良い曲ばかりです。
特にスロウが素晴らしい。
MSA
PERRY & SANLIN 「For Those Who Love」
PERRY & SANLIN
「For Those Who Love」
(CAPITOL/US/80)
元MONTCLAIRSのPHIL PERRYとKEVIN SANLINによるデュオの1STアルバム。
この二人は前回紹介したCOLD FIREのアルバムでバックヴォーカルとして参加していますが、NDUGU CHANCLERやPATRICE RUSHEN、NATHAN EASTなどバックミュージシャンもかなり被っています。
プロデュースは元INDEPENDENTS、MARVIN YANCYとのコンビでシカゴソウルを中心に数々の名作を送り出したのCHARLES JACKSONが担当。
ミッドテンポのモダンダンサー"It's Alright""With You"やメロウなスロウ"Since You (Came Into My Life)""I'm So Glad There's You"他、CREATIVE SOURCEの"You Can't Hide Love"、SPINNERSの"We Belong Together"といったカヴァーも含め、とにかくアルバムを通して素晴らしい作品です。
MSA
2012年4月20日金曜日
COLD FIRE 「Too Cold」
2012年4月18日水曜日
BODY AND SOUL 「S/T」
BODY AND SOUL
「S/T」
(NATIONAL GENERAL/US/?)
BUDDAH傘下のマイナーレーベルからリリースされた、おそらくロサンゼルスを拠点に活動していたと思われる7人組ファンクバンド唯一のアルバム。
突出している曲はありませんが、"In The Beginning""Things""Get Down"などファンクはどれも平均点以上の出来。
CHAIRMEN MAOもピックしていたLAURA NYRO"Stone Soul Picnic"や「Hair」の"Easy To Be Hard"といったグルーヴィーなカヴァーも良いです。
個人的にはスロウの"Yesterday's Dream"が気に入ってます。
MSA
BUCKEYE POLITICIANS, THE 「Look At Me Now」
2012年4月15日日曜日
100% PURE POISON 「Coming Right At You」
100% PURE POISON
「Coming Right At You」
(EMI/UK/74)
コンポーザー/ギタリストDANNY LEAKEを中心とするシカゴの9人組ファンクグループによるUKのみのリリースとなる唯一のアルバム。
PETE ROCKも使った人気曲"Windy C."などジャジーなサウンドが特徴ですが、ソウルフルなスロウからミディアムも多く、意外としっかりとした内容です。
でも、UKプレスだからか、ミキシングがそうなのか音は全体的に軽め。
ファンクでは"Holes In My Shoes"、ミディアム/スロウでは"Boarding Pass""Puppet On A Chain"が良いです。
MSA
2012年4月12日木曜日
24-CARAT BLACK, THE 「Ghetto : Misfortune's Wealth」
THE 24-CARAT BLACK
「Ghetto : Misfortune's Wealth」
(ENTERPRISE/US/73)
「MOTOWN」や「STAX」を中心にアレンジャーとして活躍したDALE WALLENを中心とするデトロイトのグループによるコンセプチュアルな名作。
ERIC B & RAKIM"In The Ghetto"ネタのタイトル曲が有名ですが、"Mother's Day""24-Carat Black (Theme)""Foodstamps""Poverty's Paradise""Synopsis Two : Mother's Day"など数多くのネタを収録しています。
MSA
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