2012年2月28日火曜日

BARBARA JEAN ENGLISH 「S/T」




BARBARA JEAN ENGLISH
「S/T」
(ALITHIA/US/73)





ニュージャージー出身の女性シンガーBARBARA JEAN ENGLISHのGEORGE KERRプロデュースによる2NDアルバム。

ドラムブレイクで始まる"You're Gonna Need Somebody To Love You"は切ないスロウの名曲。

ネタにもなっているメロウな"Key In The Mailbox"も良いです。





MSA

2012年2月26日日曜日

BARBARA LEWIS 「The Many Grooves Of Barbara Lewis」



BARBAR LEWIS
「The Many Grooves Of Barbara Lewis」
(ENTERPRISE/US/?)





"Hello Stranger""Baby I'm Yours"のヒットで知られる、ミシガン州生まれのシンガーBARBARA LEWISが「STAX」傘下の「ENTERPRISE」に残した作品。

"Windmills Of Your Mind"のカヴァーはGANGSTARR featuring BIG SHUG & FREDDIE FOXXX"The Militia"ネタ。





MSA

2012年2月25日土曜日

BETTY EVERETT 「Love Rhymes」




BETTY EVERETT
「Love Rhymes」
(FANTASY/US/74)





64年のヒット曲"The Shoop Shoop Song (It's In His Kiss)"で知られるミシシッピ生まれの女性シンガーBETTY EVERETTの74年作。

JOHNNY GUITAR WATSON、DAVID AXELROD、WILLIE MITCHELLら、全く統一感の無さそうな面子がプロデュースで参加。

JOHNNY GUITAR WATSON & DAVID AXELRODがプロデュースしたファンキーな"Sweet Dan"と"I'm Your Friend"、ALCHEMISTプロデュース、PRODIGY"Veterans Memorial Pt.2"ネタの"Just A Matter Of Time"と"I'm Afraid Of Losing You"というWILLIE MITCHELLによるスロウが良いです。





MSA

2012年2月23日木曜日

KIM TOLLIVER 「Come And Get Me I'm Ready」




KIM TOLLIVER
「Come And Get Me I'm Ready」
(CHESS/US/73)





前年に「FANTASY」にKIMBERLEY BRIGGS名義でアルバムを残している、テネシー州生まれ、クリーヴランド育ちのシンガーの2NDアルバム。

プロデュースは夫であるFREDDY BRIGGS。

派手さはないですが、堂々とした歌いっぷりが見事なサザンソウルスタイルの名作です。

CLARENCE REID作の"She Don't Know You (Like I Do)"や"Drop Whatever You're Doing"、ブルージーな"Takin' A Woman's Stand"などスロウが素晴らしいです。





MSA

2012年2月22日水曜日

JACKIE MOORE 「Make Me Feel Like A Woman」




JACKIE MOORE
「Make Me Feel Like A Woman」
(KAYVETTE/US/75)





「T.K.」傘下のレーベル「KAYVETTE」からリリースされた2NDアルバム。プロデュースはこのレーベルのオーナーでもあり、MILLIE JACKSONなどの仕事で知られるBRAD SHAPIRO。

"Old Time Sake"にドラムブレイク。

ミッドナンバーの"Heart Be Still"やPRINCE MITCHELL作、MILLIE JACKSONのカヴァーであるスロウ"Tired Of Hiding"もナイス。





MSA




2012年2月21日火曜日

JACKIE MOORE 「Sweet Charlie Babe」




JACKIE MOORE
「Sweet Charlie Babe」
(ATLANTIC/US/73)





フロリダ州ジャクソンビル出身の女性シンガーJACKIE MOOREのデビューアルバム。

KANYE WEST"Breathe In, Breathe Out"ネタにもなっているヒット曲"Precious, Precious"を収録。

"If"はJAY-Z"The Ruler's Back"、"Clean Up Your Own Yard"はCHRISTINA MILLIAN"Say I"ネタです。





MSA


2012年2月18日土曜日

PAULETTE REAVES 「All About Love」




PAULETTE REAVES
「All About Love」
(BLUE CANDLE/US/77)





「Secret Lover」の翌年にリリースされた2NDアルバム。

"Jazz Freak"のような駄曲が入っていることもあり、1STよりは若干内容が落ちますが、ファンキーな"Flesh"やスロウの"Sweet Bitter Love"、メロウな"You Are My Star"、WILLIAM BELLのカヴァー"I Forgot To Be Your Lover"など良い曲も入ってます。





MSA

2012年2月17日金曜日

PAULETTE REAVES 「Secret Lover」




PAULETTE REAVES
「Secret Lover」
(BLUE CANDLE/US/76)





マイアミ出身の女性シンガーPAULETTE REAVESのデビューアルバムにして、「BLUE CANDLE」レーベルで最初にリリースされたアルバムです。

決して派手な作りではないですが、堂に入ったミディアム"Let Me Wrap You In My Love"やスロウの"Love The Hell Out Of Me"など好曲が並ぶ良作です。





MSA

2012年2月16日木曜日

13TH FLOOR, THE 「Steppin' Out」




THE 13TH FLOOR
「Steppin' Out」
(BLUE CANDLE/US/77)





「ALSTON」と同じく「T.K.」傘下のレーベル「BLUE CANDLE」からPAULETTE REAVESに続き2番目にアルバムをリリースすることになったファンクバンドの作品。

プロデュースはOLIVER SAIN。

これといった曲はないのですが、それなりにカッコ良いファンクが並びます。

メロウインスト"Hang Loose"はRUFUS"Sweet Thing"のモロパクリ。

やっぱ、一番エエんはジャケットでした。





MSA

2012年2月15日水曜日

BEGINNING OF THE END, THE 「Funky Nassau」




THE BEGINNING OF THE END
「Funky Nassau」
(ALSTON/US/71)





バハマ出身のファンクバンドBEGINNING OF THE ENDのデビューアルバム。

ヒットした名曲"Funky Nassau"を収録。

"When She Made Me Promise"はPETE ROCK & CL SMOOTH"T.R.O.Y."のイントロネタ。






MSA

2012年2月14日火曜日

TOM SCOTT WITH THE CALIFORNIA DREAMERS 「The Honeysuckle Breeze」




TOM SCOTT WITH THE CALIFORNIA DREAMERS
「The Honeysuckle Breeze」
(IMPULSE/US/?)





ロサンゼルス出身のサックス奏者TOM SCOTTのデビューアルバム。

60年代後半のカリフォルニアということもあってか、かなりフラワームーブメントに影響されたサイケロック調の内容です。

JEFFERSON AIRPLANE"Today"のカヴァーはPETE ROCK & CL SMOOTH"T.R.O.Y."ネタ。

PETE ROCKはASSOCIATION"Never My Love"のカヴァーも自身の"It's On You"とPUBLIC ENEMY"Shut Em Down (REMIX)"で使ってます。
個人的にはこのPUBLIC ENEMYの仕事がPETE ROCKの「BEST OF “抜き”」です。

他にもDIAMONDが使った"Deliver Me"やLORD FINESSEが使った"Naima"などを収録。





MSA

JOHNNY LYTLE 「Do It Again」




JOHNNY LYTLE
「Do It Again」
(PACIFIC JAZZ/US/?)





オハイオ州出身のヴィブラフォン奏者JOHNNY LYTLEの60年代後半の作品。

"Jungle Child"はPETE ROCK & CL SMOOTH"Wig Out"ネタ。





MSA

2012年2月12日日曜日

EDDIE HARRIS 「Excursions」




EDDIE HARRIS
「Excursions」
(ATLANTIC/US/73)





73年、2枚組の大作。

PETE ROCK & CL SMOOTH"Wig Out"のイントロで使われた"Turbulence"を収録。

FAT JOE"I'm a Hit That"のサックスループは"Hey Wado"から抜いてます。





MSA


EDDIE HARRIS 「Plug Me In」




EDDIE HARRIS
「Plug Me In」
(ATLANTIC/US/68)





GANGSTARR"Credit Is Due"ネタの"It's Crazy"と"2 Deep"ネタの"Lovely Is Today"を収録したジャズファンク名盤。





MSA

2012年2月9日木曜日

EDDIE HARRIS 「That Is Why You're Overweight」




EDDIE HARRIS
「That Is Why You're Overweight」
(ATLANTIC/US/76)





シカゴ生まれの名サックス奏者EDDIE HARRISの76年作。

ジャズファンククラシック"It's All Right Now"と自身の味のあるヴォーカルをフィーチャーしたソウルフルな"Wht Do You Hurt Me"が良いです。





MSA

2012年2月7日火曜日

GEORGE KERR 「Love Love Love」




GEORGE KERR
「Love Love Love」
(HARBOR LIGHT/US/?)





MOMENTS、WHATNAUTSなど「STANG」関連他、O'JAYS、LINDA JONESを始め数多くの作品を手掛けたスーパープロデューサーGEORGE KERRのシンガーとしての2NDアルバム。

ジャケットに記載はないですが、88年産みたいです。

プロデュースはもちろん本人。アレンジはPATRICK ADAMS。

良く言えば、モダンスウィート。実際は出来損ないのブラコンです。

"Love Love Love"はJ.R. BAILEYのあの名曲。まぁ悪くはない。

この手のアルバムの大定番HEATWAVE"Always and Forever"もやってますが、こっちはイマイチ。

個人的には"All Together"がベストかな。

しかし、このジャケットはEDDIE HARRIS「That Is Why You're Overweight」のパクリとしか思えないのですが、どうなんでしょう?
更に元ネタがあるのかな?





MSA

2012年2月4日土曜日

BOBBY WILLIAMS 「Anybody Can Be A Nobody...」




BOBBY WILLIAMS
「Anybody Can Be A Nobody...」
(R&R/US/76)





ファンククラシック"Funky Superfly"で有名なフロリダのシンガーBOBBY WILLIAMSの2NDアルバム。

GEORGE KERRがプロデュースで参加した本作は、ファンク度は薄まり(といっても1STは持ってないので先の曲の印象だけですが)、オーソドックスなソウルスタイルの作品です。

このヴォーカルにこの曲調は合ってないと思いますが、メロウな"You Need Love Like I Do (Don't Fight The Feeling)"がナイス。





MSA

2012年2月3日金曜日

BOBBY PATTERSON 「It's Just A Matter Of Time」




BOBBY PATTERSON
「It's Just A Matter Of Time」
(PAULA/US/72)





テキサス州ダラス出身、プロデューサー/ソングライターとしても数多くのアーティストを手掛けたBOBBY PATTERSONの1STアルバム。

ファンキーなジャンプナンバーもミディアム〜スロウも素晴らしい、この手のディープソウルでは非常に好きな作品です。

メロウな"I Get My Groove From You""Recipe For Peace"、ファンキーな"How Do You Spell Love"、サザン色強めの"She Don't Have To See You (To See Through You)"がお気に入りです。





MSA

2012年2月2日木曜日

BOBBY HUTTON 「Piece Of The Action」




BOBBY HUTTON
「Piece Of The Action」
(ABC/US/73)





デトロイトでキャリアをスタートさせ、リリースはないものの「MOTOWN」にも在籍し、シカゴに移り「PHILIPS」などにシングルを残すシンガーBOBBY HUTTONのデビューアルバム。

プロデュースはDEE ERVINとCLARENCE JOHNSON(2曲)。

パンチが無いと言うか特に優れた点がないと言うか、中途半端な作品であることは間違いないのですが、全体的にメロウで悪くないアルバムです。

中でも"Can't Get Enough Of Your Love"と"I Love The Way You Make Me Feel"は気に入っています。

"Lead Me On"と"A Part Of Me"はサンプリングにも使えそう。





MSA