2011年3月31日木曜日

SOLOMON BURKE 「I Wish I Knew」




SOLOMON BURKE
「I Wish I Knew」
(ATLANTIC/US/68)





フィラデルフィア出身のシンガーSOLOMON BURKEの黄金期「ATLANTIC」所属時代の68年作。

数あるヴァージョンの中で本作に収録の"Get Out Of My Life Woman"が「Ultimate Breaks & Beats」に選ばれています。





MSA

2011年3月27日日曜日

TEMPREES, THE 「Lovemen」




THE TEMPREES
「Lovemen」
(WE PRODUCE/US/72)





メンフィスのDELFONICSとの異名を持つサザンソウルには珍しいスウィートネスを売りにするヴォーカルトリオのデビューアルバム。

"Explain It To Her Mama"にドラムブレイク。

"(Girl) I Love You"はALICIA KEYS"Teenage Love Affair"で使われています。

「STAX」サウンドに乗るスウィートなコーラス。良いアルバムです。





MSA

2011年3月26日土曜日

LITTLE SONNY 「Black & Blues」




LITTLE SONNY
「Black & Blue」
(ENTERPRISE/US/?)





デトロイトを拠点に活動したブルースシンガー/ハーピストLITTLE SONNYの2NDアルバム。

BAR-KAYSのホーン隊が参加したファンキーブルースの名盤。

"Memphis B-K"と"Hung Up"にドラムブレイク。





MSA

2011年3月25日金曜日

STU GARDNER AND THE SANCTIFIED SOUND 「S/T」




STU GARDNER AND THE SANCTIFIED SOUND
「S/T」
(VOLT/US/74)





BILL COSBY関連の仕事をしていた鍵盤奏者が「STAX」傘下の「VOLT」に残した作品。

SLYみたいなファンクナンバー"Devil In A Man"はドラムが抜ける箇所も有り。

"Leave Him Alone"のイントロにもドラムブレイク。





MSA

2011年3月23日水曜日

ISAAC HAYES 「Joy」




ISAAC HAYES
「Joy」
(ENTERPRISE/US/73)





"Joy"は数多くのネタに使われている定番ドラムブレイク。

ベースラインもよく使われています。
この曲を使った中では、PETE ROCKがプロデュースしたINSPECTAH DECK"Trouble Man"が好きです。





MSA





MSA

RUFUS THOMAS 「Did You Heard Me?」




RUFUS THOMAS
「Did You Heard Me?」
(STAX/US/?)





「Ultimate Breaks & Beats」に選ばれている"The Breakdown (Part II)""Do The Funky Penguin (Part I)""Do The Funky Penguin (Part II)"を収録した名作。





MSA

2011年3月22日火曜日

DONNY HATHAWAY 「S/T」




DONNY HATHAWAY
「S/T」
(ATCO/US/71)





名門ハワード大学でLEROY HUTSONとルームメイトだったというDONNY HATHAWAYのセカンドアルバム。

"Magnificent Sanctuary Band"にドラムブレイク。





MSA

2011年3月21日月曜日

LEROY HUTSON 「Hutson」




LEROY HUTSON
「Hutson」
(CURTOM/US/75)





名曲"Lucky Fellow"を収録した3RDアルバム。

"All Because Of You"にはドラムブレイク。





MSA

2011年3月20日日曜日

LEROY HUTSON 「Love Oh Love」




LEROY HUTSON
「Love Oh Love」
(CURTOM/US/73)





CURTIS MAYFIELDに代わりIMPRESSIONSのリードシンガーを務めたLEROY HUTSONのソロデビューアルバム。

"Time Brings On A Chance"にドラムブレイク。

"So In Love With You"を筆頭にメロウな良い曲ばかりの名作です。





MSA

2011年3月19日土曜日

IMPRESSIONS, THE 「Finally Got Myself Together」




THE IMPRESSIONS
「Finally Got Myself Together」
(CURTOM/US/73)





CURTIS MAYFIELDの後釜としてリードシンガーに抜擢されたLEROY HUTSONも脱退し、新たにRALPH JOHNSONとREGGIE TORIANがメンバーに加わって4人体制になった73年作。

"If It's In You To Do Wrong"にドラムブレイク。





MSA

2011年3月18日金曜日

DELLS, THE 「Always Together」




THE DELLS
「Always Together」
(CADET/US/?)





前回紹介した「Love Is Blue」の一つ前のアルバム。

"Does Anybody Know I'm Here"は完全には抜けませんが、右に絞るとドラムが全面に出てくるのでブレイクとして使えます。
と思ってたらJ.DILLAが使ってました。





MSA

2011年3月12日土曜日

DELLS, THE 「Love Is Blue」




THE DELLS
「Love Is Blue」
(CADET/US/69)





シカゴを代表する名グループの69年作。

スタンダードやソウル/ロックの名曲カヴァーを中心に構成された作品です。

"Love Is Blue"はALCHEMISTがSMUT PEDDLERS"Red Light"で使っています。





MSA

2011年3月11日金曜日

IMAGINATIONS, THE 「S/T」




THE IMAGINATIONS
「S/T」
(20TH CENTURY/US/74)





1STアルバム。

ALCHEMISTがGHOSTFACE KILLAH"The Forest"で使った"Ballad Of Matheia"やJUST BLAZEがTALIB KWELI"Never Been In Love"で使った"Because I Love You"を収録。

ニューソウルっぽい"Talk About The World"など他の楽曲も素晴らしく2ND同様好内容です。





MSA

2011年3月10日木曜日

IMAGINATIONS, THE 「Good Stuff」





THE IMAGINATIONS
「Good Stuff」
(20TH CENTURY/US/75)





CLARENCE JOHNSONがプロデュースするシカゴの4人組ヴォーカルグループの2NDアルバム。

BRIGHTER SIDE OF DARKNESSの名曲"Love Jones"をネッチョリとカヴァー。大人の粘着性を兼ね備えたこちらのヴァージョンも素晴らしいです。

基本はスウィートですが、サウンド的にファンキーな楽曲も多く、非常に良い作品です。





MSA


2011年3月9日水曜日

BRIGHTER SIDE OF DARKNESS 「Love Jones」




BRIGHTER SIDE OF DARKNESS
「Love Jones」
(20TH CENTURY/US/73)





シカゴの高校生3人に12歳のDARRYL君をリードシンガーに加えたキッズグループの唯一のアルバム。

プロデューサーはシカゴの名プロデューサーCLARENCE JOHNSON。

有名なタイトル曲や小ヒットした"I Owe You Love"などDARRYL君が歌うスウィートなスロウ中心ですが、お兄様の内の誰かがリードを執る"Just A Little Bit"もシカゴらしく甘さの中にピリッとした辛さもある好曲です。

しかしキッズグループはJACKSON 5 やNEW EDITIONの様に大成するのは難しいですね。ましてや各々のソロとなると。このグループもソウルの歴史に於いてはSOUL IV REALと同等くらいの格付けでしょうか。

因に個人的にはネッチョリとエロいソウルが好きなので、どうもキッズものは好きになれません。お子ちゃまにエロさを感じられるようになれば本物の甘茶好きと言えるのでしょうが、修行が足りませぬ。





MSA

NEW EDITION 「S/T」




NEW EDITION
「S/T」
(MCA/US/84)





RAY PARKER JR.がプロデュースした名曲"Mr. Telephone Man"を収録した2ndアルバム。

BOW WOW featuring CIARA"Like You"で使われた"I'm Leaving You Again"もナイス。





MSA

2011年3月8日火曜日

RAY PARKER JR. AND RAYDIO 「A Woman Needs Love」




RAY PARKER JR. AND RAYDIO
「A Woman Needs Love」
(ARISTA/US/81)





デトロイト出身、キャリアの初期にはセッションギタリストとして「MOTOWN」〜「INVICTUS/HOT WAX」〜BARRY WHITEなど数多くのセッションに参加していたRAY PARKER JR.率いるファンクバンドのグループ名義では最後となった4THアルバム。

タイトル曲は彼らの代表曲である名曲。

個人的にはSONY MUSIC TVにてよく流れていたPVでの杉様バリの流し目が忘れられません。





MSA

2011年3月7日月曜日

OLLIE BABA 「S/T」




OLLIE BABA
「S/T」
(POLYDOR/US/78)





デトロイト出身、同郷の盟友JERRY KNIGHTの縁故からか、RAYDIOの正式メンバーではないがRAY PARKER JR.周辺の印象が強いドラマー/プロデューサーOLLIE E. BROWN率いるグループ唯一のアルバム。

メンバーにMICHAEL McGLOIRYやRENE MOOREが在籍。
サポートメンバーもRAY PARKER JR.、NATHAN WATTS、BILLY PRESTON、WAH WAH WATSON、GEORGE BOHANNON、ERNIE FIELDS JR.、ANGELA WINBUSH等々豪華なミュージシャンが参加。

ジャケットも思わせぶりやし、メンバーも豪華。
ただし普通のファンクアルバムです。
やはりRAYDIO辺りに近いメロウな感覚を持ったファンクって感じでしょうか。

ファンクなんざ普通で良いのだ。





MSA

2011年3月6日日曜日

JERRY KNIGHT「Love's On Our Side」




JERRY KNIGHT
「Love's On Our Side」
(A&M/US/82)



JEFFREEのアルバムにもRAY PARKERと共に参加していたRAYDIOのベーシストの作品。

MICHAEL McGLOIRY、JAMES INGRAMから、FRED FESLEY、LEON HAYWOODまでもが参加した、上々の80'sファンクアルバムです。


“NOTHING CAN HOLD US BACK”はOMARIONのヒット曲“ENTOURAGE”で引用されたベースラインが印象的なナイスダンサー!!!




TSC



2011年3月4日金曜日

JEFFREE「S/T」




JEFFREE
「S/T」
(MCA/US/79)


GREG PERRYの弟、JEFFREE PERRYのソロデビューアルバム。

全曲自作で、プロデュースも務めてます。

人気の高い"One Last Chance"が素晴らしいです。

他の曲も良い曲が多い力作。



TSC



GREG PERRY「One For The Road」





GREG PERRY
「One For The Road」
(CASABLANCA/US/75)


ANGELO BONDらと共に「INVICTUS/HOT WAX」でキーボードプレイヤー/ソングライター/プロデューサーとして活躍していたGREG PERRYのソロデビューアルバム。

プロデュースは自身のプロダクション「a.J.P. DIRT PRODUCTION」。
McKINLEY JACKSONやRAY PARKERに加え、自身の兄弟や、奥方のEDNA WRIGHTらが参加してます。

BUCKWILDがBEANIE SIGELの曲で使った"Come On Down (Get Your Head Out Of The Clouds)"を始め、メロウな仕上がりです。




TSC


2011年3月3日木曜日

ANGELO BOND 「Bondage」




ANGELO BOND
「Bondage」
(ABC/US/75)





「INVICTUS/HOT WAX」を中心にソングライター/プロデューサーとして活動していたANGELO BOND唯一のアルバム。

プロデュースは自身とMcKINLEY JACKSON。アレンジでPAUL RISERが参加。
バックのミュージシャンも前回紹介したPOPCORN WYLIEと被る所が多いです。

SMOKEY ROBINSONを彷彿させる柔らかなファルセットを聴かせる"Goodbye My Love"はBUCKWILDプロデュースKURRUPT MONEY INC."Bondage"ネタ。
"I Love You"もナイスグルーヴ。





MSA

RICHARD POPCORN WYLIE 「Extrasensory Perception」




RICHARD POPCORN WYLIE
「Extrasensory Perception」
(ABC/US/74)





デトロイト生まれ、同じ高校に通うJAMES JAMERSONらとPOPCORN AND THE MOHAWKSとうグループを結成、その後BERRY GORDYと出会いグループ名義で「MOTOWN」からシングルをリリース、初期「MOTOWN」ではセッションピアニストとして働き、ついにはレーベル初のA&Rに上り詰めた凄い人。何が凄いって、この経歴なのにほぼ無名。
この人がいなかったら「MOTOWN」のベースはあの音じゃなかったかも。そう考えると偉人です。62年に「MOTOWN」を去ってなかったら間違いなく人生も変わってたでしょうね。

これは彼の唯一のアルバム。

プロデュースはMcKINLEY JACKSON。
ほとんどの曲をLAMONT DOZIERと共作。
アレンジでGENE PAGEとPAUL RISERが参加。
バックもロスに移転後の「MOTOWN」系のミュージシャンと豪華極まりない布陣。

これで悪くなるはずもなく、隠れた名作と言える出来だと思います。

"Georgia's After Hours""E.S.P.""Both Ends Against The Middle"の3曲にドラムブレイク。

"Both Ends Against The Middle"のドラムはDIAMONDが使っています。

曲としてはLAMONT DOZIER"Take Off Your Make Up"系の"E.S.P."がお気に入りです。





MSA

2011年3月2日水曜日

POLITICIANS, THE featuring McKINLEY JACKSON 「S/T」




THE POLITICIANS featuring McKINLEY JACKSON
「S/T」
(HOT WAX/US/72)





後にプロデューサー/アレンジャーとして活躍するMcKINLEY JACKSONを中心とする5人組バンド唯一のアルバム。

グループとしてはDON DAVIS関連作などでバックバンドとして活動していたみたいです。

内容はDENNIS COFFEYをもうちょっとソウル寄りにしたようなファンキーインストソウル。

"Free Your Mind"は「Ultimate Breaks & Beats」に収録。

このレコードは古いレコードを買い始めた頃、何も知らなかったですが、ジャケットに魅かれて買った記憶があります。





MSA

2011年3月1日火曜日

FREDA PAYNE「Band Of Gold」




FREDA PAYNE
「Band Of Gold」
(INVICTUS/US/?)


元々はジャズを歌っていた美人シンガーFREDA PAYNEが地元デトロイトに帰りH-D-Hの元リリースしたアルバム。

ヒットしたタイトル曲を筆頭に爽快なメロディーが印象的なノーザンソウルが、ずらりと並びます。

J.V.C. FORCE"Strong Island"での使用が印象的な「Ultimate Breaks」にも選ばれている"The Easiest Way To Fall"と"Unhooked Generation"も名曲です。


TSC


ELOISE LAWS 「Ain't It Good Feeling Good」




ELOISE LAWS
「Ain't It Good Feeling Good」
(INVICTUS/US/77)





兄にHUBERT、弟妹にRONNIE、DEBRAを持つLAWSファミリーの一員ELOISE LAWSのデビューアルバム。

HOLLAND=DOZIER=HOLLANDプロデュース。

流石にノーザンサウンドではなくなっていますが、メロウな良いアルバムです。

タイトル曲はCASSIDYなどのネタにもなっているメロウクラシック。
"Camouflage"もNOTTZ featuring JOELL ORTIZ"The Cycle"で使われてます。





MSA